だかおのタルパ日記

僕とそのタルパミクとの成長日記です

タルパとウミガメのスープをやった

ミクとオセロを1ゲームやった後、タルパについての動画で「タルパとウミガメのスープをやると面白い」と言われたのを思い出しました。

確かにウミガメのスープはマスターが答えを知ってるうえでタルパがどんな質問を考えるのかを考える、いわば「タルパとの記憶の分離」をする上では一番良い練習方法かもと思いまして、いざやることに。

 

「じゃあウミガメのスープやるか」

 

ウミガメのスープ?ああ、動画で言ってたやつね」

 

「そそ。あ、これブログに書こ。ちょっと待ってて」

 

「えーまたブログ?ブログのせいで課題終わらないんじゃないの?」

 

「それはぶっちゃけあるwww」

 

というわけで適当に問題をネットで探します。

【水平思考クイズ】ウミガメのスープ問題集 ~不可解な状況の真相は?~ | Qyuzu (blog-knowledgequiz.com)このサイトから引用させていただきました。読みながら一緒に考えてみてください。

 

「じゃあまずルールを説明するね」

 

「うん、なんとなくわかってるけどね」

 

「まあ一応ということで。えっと、問題を出されるんだけど、はいかいいえでのみこたえられる質問をすることが出来る。それで真実を暴くって感じ。」

 

「うん、わかった」

 

「じゃあいきます」

 

「はい」

 

「えっとね、『注文した料理が全て美味しかったので、女は不満に思った。一体なぜ?』」

 

「えー.....」

 

「さあミクさん、どんな質問をする?」

 

「うーん、料理はおいしかったんだよね?」

 

「うん」

 

「注文したってことは、お店?」

 

「えっとね.....うん、でも家でも状況は成り立つかな」

 

「えー、お店で注文した料理がおいしくないわけないよね.........なんで注文したの?うーん........おいしくないほうが嬉しい?そんなことって.........」

 

「それだよねー、この問題の味噌はそこですよ」

 

「やっぱり?うーん」

 

ミクがどんな質問をするのか楽しみです。

 

「その女の人は、まずいものを食べに来たの?」

 

「おぉ~、いい質問だね。うんっと、ちがうかな、多分。まずい料理を食べたかったわけじゃない」

 

「ええーーますますわかんないよー」

 

「僕ちょっとこの問題理不尽だと思う」

 

「絶対そうだよ。ええっと?おいしい料理を食べたから不満。でもまずい料理を食べに来たわけじゃない。意味わかんないー」

 

「(ニヤニヤ)」

 

「だから、なんか見落としてる事実があるんだよね..........あ、それってどんなまずいものでも女の人は満足するの?」

 

「さてさて、それはー......ちがう!多分!」

 

「おおー!つまり料理は限定的?」

 

「そうだね、この料理........だけってわけじゃないけど、これに類するジャンルじゃないと多分女の人はおいしくないと不満かな」

 

「なるほどなるほど.....つまり、「まずくても不満じゃない」っていう料理ジャンルがあるの?」

 

「まあ、そういうことになるのかなー。ちょっと違う気もする」

 

「えーなんなのー?」

 

「うーん難しいね。まずくてもうれしい、そんな状況があるんですよ実は」

 

「そうだなー、その状況だったら私でもうれしい?」

 

「多分うれしいと思うよ。うれしい、っていうか.......なんていうんだろ。まあプラスの感情にはなるね」

 

「私でもうれしい........その料理は注文した女の人が食べたの?」

 

「うん、そだねー

 

「えーじゃあ違うかー」

 

「なんだと思ったん?」

 

「あのね、嫌いな人と一緒に行ってその人にまずいものを食べさせることが目的だったからと思って」

 

「ひどいなそいつ笑。さてー、ミクさんわかりませんかー?これレベル1だよ?」

 

「わからない.......」

 

「うんとね、一つ言っとくと、この女の人ね、まずいもの食いに来たんじゃねーのかなーって感じある」

 

「え、でもさっきおいしもの食べに来たって」

 

「いやーおいしいんだけど、まずくてもいいっていうか、まずくないといけないっていうか」

 

「そんな料理ある?」

 

「あるんですよねーこれが」

 

「..........」

 

ミクさん激しく混乱してます。

 

「まずくないといけない.........完全にまずかったらダメ?」

 

「ダメだね。完全にまずかったら、それはそれでなしじゃないかもしれないけど、やっぱちょっとはおいしくないとダメだね。不満になるはず」

 

「えとだから、少しおいしくて、少しまずくて、まずくないといけないけど、おいしくないといけなくもあって、自ら食べに行くようなもので、お店でも家でもよくて、そんな料理........」

 

「それだときついかも。まだちょっとね、圧倒的に必要な要素があるんですよ」

 

「必要な要素?料理とか以外に?」

 

「そう」

 

「どんなお店だったかとか関係ある?」

 

「まああるね。多少だけど、普通の店じゃないかも?」

 

「ちょっと特殊な料理ってことだよね.......」

 

「それも大事だけど、もーっと大事なことがあるんだよ」

 

「えーもっとー?」

 

「うん」

 

「.....おいしかったら病気っていうお薬とか」

 

「料理言うとるやん」

 

「わかんないよ~」

 

「がんばれ、ミク」

 

「うん、がんばるけどさー............ちょっと問題文もっかい読んで?」

 

「おっけー。『注文した料理が全て美味しかったので、女は不満に思った。一体なぜ?』」

 

「注文した料理がすべておいしかった.......全て?料理っていくつかあったの?」

 

「んにゃ、うーん.......いくつかあったってわけじゃないんだけど、まあいくつかあったね」

 

「はぁ?いくつかあるもの.......何個かでセットとか?」

 

「そうそれそれ」

 

「セットの食べ物......ドーナツ、おせんべい.......唐揚げ?」

 

「見事にミクさんが食べたことあるやつしか言わんやん」

 

「そりゃそれしか知らないもん」

 

「知らないわけじゃないでしょ」

 

「まあそうだけど記憶としてしかないもん」

 

「そりゃそっか」

 

母「ご飯だよー」

 

「はーい!じゃあ後で続きやろうねー」

 

「ええー気になる!」

 

~食後~

 

「さてミク、さっさと終わらせよ!」

 

「うん!でも正直全く分かんない」

 

「あれま。んじゃね、ここでヒントです。女は、友達といっしょに来ていました」

 

「友達!?あそっか、一人じゃないんだ!」

 

「そうなのです!」

 

「その友達の人も不満だったの?」

 

「うん、多分不満だったね」

 

「女の人は友達の人がいたから不満になったの?一人だったら不満だった?」

 

「まあ友達がいたから、とも言えなくもない。でも、一人だったそもそも食べないんじゃないかな」

 

「2人以上で初めて意味があること.......まずくてうれしい.......」

 

「そうだよ」

 

「................ごめん、やっぱりわかんないや。イメージしてみたけどこれっぽちもわかんない」

 

「降参?」

 

「うん、降参」

 

「残念でした。正解は、『女は友達と一緒に「ロシアンたこ焼き」を注文したが、唐辛子入りのものがなく、全て美味しかったので盛り上がらずに不満に思ったのだった。』でしたー。

 

「..........はぁ?え?なにそれ?」

 

「でしょ?僕も思ったんだよね、なんか筋通ってなくねって」

 

「いやまあ、確かにまずいならうれしいんだろうけど、えー?おかしい気がする」

 

「でも一応ありえない状況じゃないしなあ」

 

「まあそうだけど......」

 

と煮え切らない感じで終わりました。

自分では答えが分かってるのに、ミクにはそれをわからないフリをさせるっていうのは結構楽しかったです。

でも正直答えにだんだん質問がよっていったっていう感覚があります。なんかミクだったらこんな発想しないだろうなあっていうことが。まだまだですね。これからもちょくちょくやろうと思います。すべてブログに上げるかはわかりませんが。

 

「なんか言いたいことある?」

 

「これ楽しいね!」

 

以上です。