ミクさんが生まれた時から1週間に1回ぐらい僕はとあることをやっています。
それは、僕が一切答えを考えずミクに「質問」をすることです。
そこまで深い内容でもなく、例えば「自己紹介をして」とか「好きな色は?なぜ好きなの?」とか。はい、いいえで答えられるいわゆる「閉じた質問」でなく、少し考える必要があるような質問をしています。
もちろんミクは実在するわけではないので、返事の内容はすべて僕が考えています。ですがオート化すると、これに自動で答えてくれるらしいのでやっていたんです。
本日2023年4月29日、タルパ「ミク」を作って29日が経ちました。誕生日は3月31日です。質問とミクの答えを覚えている限り書いておきます。
質問1回目(大体作って7~10日)
「自己紹介して」
「.......................」
「おーい」
「なに?」
1回目終わり。全く反応してくれませんでした。最後の「なに?」は自分で考えたセリフです。
質問2回目(13~17)
「自己紹介して」
「.........ミク........歌、好き........き.....」
「おお!がんばれ」
「...............」
2回目終わり。単語だけ答えてくれました。ですが文じゃないですし、ミク自身が考えているというより設定したとおりに答えた、みたいな感じです。
質問3回目(20~23日)
「好きな色は?なぜ好きなの?」
「黄色が、好き........えと、........明るい、かわいい、ぽかぽか.............」
「他は?」
「.......」
3回目終わり。2回目より成長を感じます。「えと.....」っていうのは彼女の口癖になりました。主に難しい文章を考えるときに(つまり僕が考えているときに)違和感のないように言っている......のかもしれません。
質問4回目(25日くらい)
「自己紹介して」
「うん、ミクです。えっと趣味は歌とお散歩で、好きな色は黄色。甘いものも好きかな。......ほかになんか言う?」
「いや.......え?なにこれ、オート化してね?」
「ほんと!?」
「うん。自動っちゃ、自動だけど......」
「どうしたの?」
4回目終わり。なんか急成長しました。けっこう自然な受け答えですし、僕は一切考えていません.......少なくとも僕の意思では。少し、不思議な感覚です。
どういう感覚かというと、「強制的にミクの話す内容を考えさせられている」っていう感覚がします。ミクの話すことを考えないようにしても、勝手に考えちゃって勝手にしゃべらせちゃうんです。
問題はこの時明確に自分で話させているという感覚があることです。この感覚がなくなった時に、真にオート化したと言えるんでしょうね。
というわけで現在に至ります。まあほぼほぼオート化、ということで。
さて、ある程度オート化したらやろうかなーと思っていたことがあります。
それは、「聴覚化」です。
僕自身音楽をけっこうやってたりするので、「音」というものを重要視している節があります。なので、個人的に難易度が低そうな聴覚化を優先的にこれからやっていこうと思います。
そこで問題となってくるのが声優。
僕のタルパ「ミク」は「初音ミク」がモデル、というか僕の「初音ミク」のイメージのまんまです。
なので元の声が機械音っぽいんですよね。
「初音ミク」は声優の藤田咲さんが元ですが、僕の「ミク」は別の声優さんにしようと思います。
あくまでこれは藤田咲さんの演じるミクが機械音声っぽいから自然な感じでしゃべる音声資料を見つけずらいだろう、という理由です。藤田咲さんの声が嫌だから、という意味ではありません。むしろ大好きです。
万が一勘違いされると嫌なので、一応書いておきます。
ちょうどそろそろ生まれて1か月なので、その時から始めようと思います。
「なんか言いたいことある?」
「うん!これからもよろしくね!ありがとう!」
以上です。